米Dell Technologiesは1日、傘下にあったVMwareを独立させたと発表した。マルチクラウド戦略を実行するための経営自由度や運用上および財務上の柔軟性が向上したとしている。なおVMwareのCEOはラグー・ラグラム氏がそのまま続投するとのこと(Dell Technologiesプレスリリース、VMwareプレスリリース、クラウドWatch、ITmedia)。
クラウドWatchなどの記事によると、Dellは2016年にEMCを約670億ドルで買収することにより、その傘下にあったVMwareを手に入れた。しかし、EMC買収額の負担はDellに取っても重いものだったため、その債務を返済しつつ格付けを高めるために、VMwareを独立させる方針を4月に発表していた。独立後もDellはVMware株の81%を保有し支配権は維持。さらにスピンオフにより約93億から97億ドルを得ることになるとしている。
あるAnonymous Coward 曰く、
お客様各位
平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。 この度、私たち VMware は新しい時代を迎えることとなりました。Dell Technologies 傘下からのスピンオフにより、VMware は再び独立した企業となることをお知らせいたします。
お客様に対するVMwareのコミットメントはこれまでと変わりません。VMware はこの変化を通じてイノベーションの力をさらに高め、お客様のマルチクラウド環境が持つ潜在能力を最大限に引き出せるよう貢献してまいります。
詳細については こちらのブログ をぜひご覧ください。皆様には平素より VMware をご信頼いただき、また将来に向けた弊社の歩みについてご理解をいただけますことを、心より感謝申し上げます。ご不明な点がございましたら、担当営業にお問い合わせください。
今後とも VMware 製品およびサービスをご愛顧いただけますよう、心よりお願い申し上げます。VMware, Inc. 最高経営責任者(CEO)
ラグー・ラグラム(Raghu Raghuram)てメールが来た
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Source: スラッシュドット