あるAnonymous Coward 曰く、
IntelのデスクトップPC向けCPUとしては6年ぶりのアーキテクチャ刷新にもかかわらず、ここまで話題になっていないということが逆に話題になりそうなレベルで静かな滑り出しとなっている。
発表自体は3月16日に行われていたが、店頭での販売解禁は3月30日で、内蔵GPUドライバの公開が4月4日にずれ込んだというのもスロースタート感に拍車をかけている。
やや旧聞に類する話となるが、3月17日にIntelの第11世代Coreプロセッサが正式発表されている(Intel、4Gamer、ASCII)。開発コードネームはRocket Lake-S。10nmプロセスで製造されているIce Lakeコアを14nm版に逆戻ししたものと言われている。新たにAVX-512命令をサポートするほか、機械学習向けにしたVNNIにも対応した。タレコミにもあるように、実際の製品販売は3月30日、内蔵GPUのドライバ提供開始は4月4日と発売から遅れている。
なおRyzenに対抗すべくかなり無理をしているらしく、各誌のベンチマークテストを見る限り、高負荷時の発熱とシステム消費電力は恐ろしいものとなっている。この発熱等の面ではPentium Dの再来として一部で話題になっていたようです(PC Watch、4Gamerその2)。
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Source: スラッシュドット