Microsoftは4月6日、OpenJDKの自社ビルド版「Microsoft Build of OpenJDK」をプレビュー公開した。WindowsやmacOS、Linuxのx64サーバー環境およびデスクトップ環境で利用できるJava 11のバイナリーが含まれている。GitHubからダウンロード可能となっている(Microsoft、ZDNet、窓の杜)。
あるAnonymous Coward 曰く、
Microsoftは米国時間4月6日、「OpenJDK」の長期サポート(LTS)ディストリビューションである「Microsoft Build of OpenJDK」のプレビュー版を公開した。このディストリビューションには「Java 11」のバイナリーが含まれており、「Windows」「macOS」「Linux」のx64サーバー環境およびデスクトップ環境で利用できる。また同社は、Arm版Windows用「Java 16」の早期アクセス版もリリースした(MicrosoftのJava Engineering Groupは、2020年6月にArm版Windows向けのOpenJDKを移植する作業の最初のフェーズを完了したと発表している)。
Microsoft Java VMから幾星霜再びMicrosoft純正Javaが生まれるのだ。
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Source: スラッシュドット