headless 曰く、
バージョン 2004 以降の Windows 10 PC に対し、自動更新による「PC 正常性チェック」アプリ (KB5005463) のインストールが開始された (Softpedia の記事、 BetaNews の記事、 OnMSFTの記事、 Ghacks の記事)。
PC 正常性チェックは「PC 正常性を一目で確認」できるというものだが大した情報は表示されず、Windows 11 の告知とシステム要件チェックが主眼だ。そのため、Windows 11 にインストールされることはない。更新の履歴には「その他の更新プログラム」として表示されるが、「更新プログラムのアンインストール」コントロールパネルでアンインストールすることはできず、「プログラムのアンインストール」で「Windows PC 正常性チェック」をアンインストールする必要がある。
PC 正常性チェックの強制インストールで Windows 10 無償アップグレードキャンペーンの「Get Windows 10 (GWX)」アプリを想起する人もいるようだ。しかし、GWX が実行される PC の大半が Windows 10 をサポートしていたのに対し、PC 正常性チェックの実行される PC の中には Windows 11 をサポートしないものも多い点が異なる。PC 正常性のチェックが Windows 11 へのアップグレードを開始することもない。
逆に言えば、アップグレードに興味がなく、Windows 11 をサポートしない PC のユーザーにとっては余計なお世話でもある。スラドの皆さんはどう思われるだろうか。
| ITセクション
| アップグレード
| idle
| Windows
|
関連ストーリー:
Microsoft 曰く、非サポート CPU でも Windows 11 はインストール可能だが、更新プログラムが提供されるとは限らない
2021年08月29日
Windows 11のCPU要件設定はSpectreやMeltdown対策をOS側でしたくないから?
2021年07月08日
Microsoft、Windows 11 を正式発表
2021年06月25日
Source: スラッシュドット