maia 曰く、
コロンビアのマグダレナ川流域で現在 80 頭ほどのカバが生息している
(読売新聞オンラインの記事、
CNN.co.jp の記事)。増殖は 1993 年に治安部隊により射殺された麻薬王エスコバルが飼っていた 4 頭 (オス 1 頭、メス 3 頭) が放置された事から始まった。環境が原郷に近く天敵がいないため、このままでは 2034 年頃には 1,400 頭前後まで増殖すると予測されている。
2009年には殺処分に着手したが、抗議活動が起きて中止された。不妊手術は色々と困難で11頭に留まり、最近24頭に避妊薬を注射する方法が試みられたが、これも前途多難だ。
ちなみに地元ではカバを観光資源と捉えているようだ。結局数をコントロールして共存する方向のようだが、それが可能かどうかには疑問が残る。
| サイエンス
|
関連ストーリー:
ボツワナ、ゾウの狩猟を解禁
2019年06月03日
明治イソジン「カバくん」似のキャラクターをシオノギが使おうとしているため仮処分申立て
2016年02月12日
50余年にわたる「イソジン」ブランドが契約切れ、「明治うがい薬」に
2015年12月11日
荷台にライオンが乗った自動車、何も知らない泥棒に盗まれる
2009年11月18日
サハラ砂漠にワニがいた
2002年06月27日
Source: スラッシュドット