総務省は7月1日から「電話リレーサービス」をスタートさせる。電話リレーサービス(TRS)は、聴覚障害者向けのサービスで、サービスセンターにいる通訳オペレーターが聴覚障害者と聴者間の通訳を行うというもの。通訳は相手に合わせて文字チャットや手話などで行われ、24時間365日利用できる(総務省、厚生労働省 電話リレーサービスについて[PDF]、ITmedia、ケータイ Watch)。
この通訳システムの運用費をまかなう形で、電話利用者から各月ごとに1円を「電話リレーサービス料」として徴収するとしている。21年度に関しては7月から22年1月の期間徴収され、1番号あたり年間の支払額は合計7円となっている。料金回収の仕組みとしてはユニバーサルサービス料に準ずるもののようだ。
| NTT
| 携帯電話
|
関連ストーリー:
携帯電話会社のユニバーサルサービス料が1月から値上げ。1円値上げして3円に
2020年12月08日
スターバックス、従業員全員が米手話のできるSigning Storeを10月に米国で初めてオープン
2018年07月22日
Apple、盲導犬や補聴器、車いすなどの絵文字を提案
2018年03月28日
固定電話回線網の「2025年問題」
2015年08月24日
Kinectを使ったリアルタイム手話翻訳システム
2013年11月05日
Source: スラッシュドット