HanpenBlogによると、Ankerのモバイルバッテリー「Anker PowerCore 10000 PD Redux 25W (モデル番号:A1246) 」に付属していた変換アダプターが、USB Type-Cで禁止されている仕様だったと指摘し、運用にはリスクがあると警告している(HanpenBlog)。
今回指摘された問題点は大きく分けて2点あり、一つ目の問題点はType-CコネクタからType-Aへの変換コネクタが付属している点。これは互換性や安全性を確保できないため、仕様で禁止されているという。ただ実際には、この機能を持つ製品は多く出回っている。もう一つの仕様上の問題点は「CCが10kΩでVBUSにプルアップされている」点。詳細に関しては記事を見ていただきたいが、この仕様のせいで給電される側の機器が誤った認識をしてしまい、結果として電圧降下や異常過熱、故障などを引き起こす恐れがあるとしている。
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Source: スラッシュドット