米GlobalFoundriesは10月4日、米国証券取引委員会(SEC)に上場目論見書を提出し、これにより新規株式公開(IPO)を進めていることが判明した。GlobalFoundriesは以前、Intelが買収を検討中とする報道がされていたが、この交渉は実現しなかった模様。同社はTSMCやサムスンに次ぐ世界3位の半導体メーカー(米国証券取引委員会、MarketWatch、Bloomberg、Forbes、GIGAZINE)。
同社はナスダックへの上場を果たすことで、最大10億ドルを調達する方針。ただこの数字は手数料計算のために使用されるプレースホルダーとされIPOの条件が決まれば変わる可能性があるという。同社は自社の評価額を250億ドル(約2兆7000億円)と見積もっているとしている。なお今回のIPOにより、2020年の純損益は13億5000万ドルの赤字、売上高に関しては48億5000万ドルといった財務情報も明らかになったとしている。
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Source: スラッシュドット