以前から問題となっているLet’s Encryptのルート証明書「DST Root CA X3」問題だが、ZDNetの記事によると、この証明書が9月30日に期限切れになったことにより、多くのウェブサイトやサービスに問題が起きているそうだ。Security Headersの創業者Scott Helme氏の調査によると以下のサイトで影響があったとしている(ZDNet、TECH+)。
Palo Alto、Bluecoat、Cisco Umbrella、Catchpoint、Guardian Firewall、Monday.com、PFsense、Google Cloud Monitoring、Azure Application Gateway、OVH、Auth0、Shopify、Xero、QuickBooks、Fortinet、Heroku、Rocket League、InstaPage、Ledger、Netlify、Cloudflare Pages
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Source: スラッシュドット