JR東海とJR西日本は、コロナ禍で落ち込んだ新幹線のビジネス需要の回復のため、テレワーク専用車両となる新幹線「のぞみ」を導入したそうだ。ビジネスパーソン向け「S Work車両」、最新型のN700S系車両7号車と8号車に順次導入されるとしている((ビジネスパーソン向け「S Work車両」のサービス開始等について)[PDF]、NHK)。
これらの車両では長時間の通話やウェブ会議ができるほか、N700Sの場合、従来は30分以内の制限があった無料Wi−Fiの使用時間の制限を撤去。通信を暗号化してセキュリティーも高めているという。またビジネスサポートツールとして、タブレットやノートPCを膝の上に置くための「膝上クッション」や周囲からモニタ画面が見えないようのするための「簡易衝立」も提供される。なお音に関してはタダ漏れなので、通話やウェブ会議の場合、周囲の乗客に注意しつつ利用する必要がある。
| ITセクション
| 日本
| ビジネス
| インターネット
| 交通
|
関連ストーリー:
テレワークの普及で働かない社員問題が顕在化
2021年08月10日
米国でテレワーク専門の管理者が人気。経営幹部の可能性も
2021年07月31日
テレワークの集中実施を求める「テレワーク・デイズ2021」。オリパラ期間の混雑の緩和などを目的に
2021年06月15日
ドコモからホームルーター「home 5G」が発表。通信無制限で月額4950円
2021年05月21日
アイリスオーヤマ初のノートPC、テレワークやオンライン授業などを想定した14型、税別49,800円
2021年03月23日
テレワークやWeb会議で視線が合わない違和感を解消する技術
2021年03月09日
Source: スラッシュドット