国の野心的な計画を支援する「ムーンショット型研究開発制度」に、現在提言されている人間と共生するロボットや量子コンピューターといった七つの目標に加え、気象を制御するための「気象制御」「台風制御」の研究、人間心理を研究し、自殺を減らしたり活力を生み出すための研究が新たに加えられる見通しであるという(NHK、読売新聞)。
日テレNEWS24の記事によると、このうちの「台風制御」では、人為的に台風の勢力を落とすことを目標としているそうだ。温暖化の影響で日本近海の海面水温が上昇し、台風の勢力が強まりやすいことから、対策が研究されているという。航空機で台風の目に大量の氷の結晶を散布し、それにより最大風速を減少される手法などが検討されている模様(日テレNEWS24)。
| 日本
| サイエンス
| 政府
|
関連ストーリー:
EVに30mの走行中に350m走行分を充電する技術。2030年代半ばの実用化を目指す
2021年06月22日
ムーンショット型研究開発制度、気象制御技術やテレパシーのように伝える技術が候補に残る
2021年01月22日
共同通信がGoTo利用者は発症2倍と報じるも元の研究はアンケートベース
2020年12月08日
内閣府、2050年までのムーンショット目標を決定
2020年02月10日
今年度の科学技術白書が発表される。国内研究基盤の弱体化を懸念
2018年06月13日
Source: スラッシュドット