13日噴火した小笠原諸島の南にある「福徳岡ノ場」では現在、新島が掲載されている。この福徳岡ノ場にできた新島に関してJX通信社は現在、人工衛星を運営するアクセルスペースと共同で衛星写真の連続撮影を実施している。撮影は8月14日から16日までの期間行われたもの。このプレスリリースによると火山学者の静岡大学防災総合センター小山真人教授が分析コメントを掲載している(JX通信社リリース)。
それによると、今回の噴火は数年に1度しか起きない「プリニー式噴火」だったそうだ。小山教授によると噴火当時は非常に激しい活動が24時間以上続き、噴煙が1万6000メートルまで達していた。50キロメートル離れた硫黄島もそれなりの警戒が必要なレベルだったとしている。先の衛生写真ではひとまず噴火は落ち着いていることが分かるとしている。
プリニー式噴火は基本的に軽石と火山灰を噴出するだけで溶岩流は流さない。島が残るかに関しては、このまま噴火が終われば過去の事例と同じく島はいずれ消滅するだろうと指摘している。
route127 曰く、
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Source: スラッシュドット