ZDNetの武田一城氏の記事によれば、日本国内と欧米でIT業界の考え方に差がありすぎ、その状況が30年間続いたことによって、日本企業のビジネスはスピードや利便性、革新性に劣り、衰退につながったのではないかと指摘している。例えば企業がクラウドサービスを利用しようとした場合、主に以下のような違いがあるというという(ZDNet)。
- 要件の定義や仕様を決めるのは本来利用者であるユーザー企業側。日本では要件定義、仕様確定をSIerと老舗IT企業間の忖度などによって成り立たせている
- ITベンダー側が契約書に記載のない部分まで作業を行う商習慣は海外事業者からは理解されない
- 国内ITエンジニアは80%が富士通、NEC、NTTデータなどの大手ITベンダーに所属しているのに対して、海外ではユ―ザー企業側に所属している
- その結果、国内ユーザー企業はITが企業本業になりにくい
などが上げられている。
あるAnonymous Coward 曰く、
これらが30年続いた日本は顕著な衰退を遂げて底知れない貧乏な国に突き進みつつあるところだが、この衰退の原因は業界を構成するに至ったIT企業たちではないか
/.Jerのなかのヒトたち、リモートで自宅してるんだったらちょっと意見語ろうず
| 日本
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|
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Source: スラッシュドット