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消費者を煽る「ダークパターン」国内サイト6割が該当、調査した日経新聞でも

ダークパターンと呼ばれるサイト設計が問題となっている。在庫の少なさを強調したり、セールに時間制限を設ける、ボタンを目立たせて申し込みを促すといった心理的な誘導を煽るようなサイト設計を指すそうだ。欧米では規制が進んでいるが、日本では大半が合法のままだそう。日経新聞が昨年12月に行った調査によれば、国内主要サイトの6割でダークパターンが利用されているという(日経新聞)。

国内主要100サイトでプリンストン大と明治大の助言を受けつつダークパターンの利用状況を調査した。その結果、ダークパターンを利用した誘導手法が58サイトで確認されたという。内訳はメルマガ受信が最も多く51例、商品のサブスクが選択されているものが2サイトであったとしている。消費者庁は特定商取引法の改正を行う方針だとしている。なお日本経済新聞でもメール配信の必須化や解約を電話に限定していたものがあったとして順次改修を行うとしている。

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Source: スラッシュドット