ガジェット

京大、研究用原子炉1基(2基中大きい方)を26年頃に廃炉検討へ

京都大学の複合原子力科学研究所は、2026年に研究用原子炉「KUR」(5000kW)の廃炉を検討をしている。KURは大学の研究炉としては国内最大のもの。放射線の医療応用などに活用されてきた。廃炉の理由としては使用済み核燃料の扱いで、2026年5月までは米国が全量引き取る取り決めがあるが、それ以降は引き受けが決まっていないためだという。後継機に関しては既報の通り高速増殖炉「もんじゅ」の敷地に建設される見込み。新設されるものは熱出力1万kWほどになる予定だが完成時期は未定だという。なお複合原子力科学研究所には出力100Wの低出力の実験用原子炉があり、こちらは引き続き京都大学で運用されるとのこと(京都新聞読売新聞朝日新聞)。

あるAnonymous Coward 曰く、

情報元へのリンク

すべて読む

| 原子力
|
この記事をTwitterでつぶやく
この記事をFacebookで共有
この記事をGoogle Plusで共有
このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:

もんじゅ敷地に研究炉の新設が決定。研究および人材育成の拠点としても活用
2020年09月09日

京大や近大の研究用原子炉、運転再開へ
2016年03月11日

Source: スラッシュドット