GM は 14 日、バッテリー発火の可能性により米国でリコール対象となった Chevrolet Bolt EV について、リコール修理済みかどうかにかかわらず屋外に駐車するよう注意喚起した(Bolt EV Recall、 NHTSA のニュース記事、 The Verge の記事、 Slash Gear の記事)。
問題の車両は LG Chem の特定の工場で製造された高電圧バッテリーを搭載する 2017 年式 ~ 2019 年式のもので、満充電または満充電に近い状態まで充電すると発火の可能性があるとして、昨年 11 月にリコールが発表されていた。リコールによる修理では診断結果に応じてバッテリーを交換し、異常を検出可能な診断ツールをインストールするというもので、6 月までに提供が可能となっている(PDF)。
しかし、修理済みの車両 2 台で発火事故が報告されたため、今回の注意喚起に至ったという。注意喚起では充電完了後はすぐ屋外に駐車すること、一晩中充電したままにしないことを求めている。その一方で、リコール修理は引き続き行う必要があり、未完了の場合はディーラーにリコール修理を依頼すべきとのことだ。
| ITセクション
| ハードウェア
| 電力
| バグ
| 交通
|
関連ストーリー:
中国・成都で充電中の電気自動車、数百台が大規模火災に。収納施設ごと消失
2021年06月25日
今度はベルギーで高速充電中のTesla車が発火
2019年06月13日
Tesla、上海の地下駐車場で駐車中のModel Sが爆発した事故を調査
2019年04月26日
GMの自律走行車、自律走行中に交通違反切符を切られる
2018年04月01日
米国・サンフランシスコでは人間がロボット自動車を攻撃する
2018年03月10日
LyftとGM、自動運転タクシーの公道走行試験を1年以内に実施する計画
2016年05月11日
GM、発火の可能性があるとして一部の車種を建物内に駐車しないよう求める
2015年11月02日
ハリケーンで浸水した十数台のハイブリッドカーが爆発
2012年11月03日
Source: スラッシュドット