BLOGOSに掲載されている赤木智弘氏の「ワクチン予約サイトの「.com」運用に疑問 行政はドメイン名で信頼性を担保して」という記事が興味深いものとなっている。COVID-19ワクチン接種では、自治体ごとにさまざまな予約サイトが登場しているが、すでに接種予約の偽サイト存在なども出てきていると報じられている。
正規サイトのURLは「shizuokacity-cv.com」であるのに対し、偽サイトは「sizuokacity-cv.com」であるという。静岡の「shi」が「si」との違いしかなく、偽サイトに誘導しやすいURLとなっている。この記事では、報道では静岡市が一方的な被害側の用に報じられているが、正直自治体である静岡市が「.com」ドメインを使用して接種予約サイトを開設したことにも問題がある。この記事では個人では取得できない「go.jp」や「lg.jp」などを使用するべきだったと主張している。
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Source: スラッシュドット