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2023年イグノーベル賞、クモの死体を用いたロボットや電流で味を変える食器の研究などが受賞

Annals of Improbable Research は 14 日、2023 年イグノーベル賞を 10 組の研究者に授与した
(プレスリリース
受賞者リスト
Ars Technica の記事
動画)。

スラドで紹介した研究では、排泄物を分析するスマートトイレの研究が公衆衛生賞、クモの死体を用いたロボットハンドの研究が機械工学賞を受賞している。また、栄養賞を受賞した明治大学の中村裕美氏と宮下芳明氏の研究は、電気刺激により塩味を増強する箸型デバイスの開発につながっている。

なお、教育賞の受賞者にも日本の研究者が含まれている。論文のリンクの一つは間違っており、元の論文を見ても発表当時に日本の研究施設に所属していた研究者は記載されていないが、クリスチャン・チャン氏が 2022 年から国際基督教大学の准教授に就任したためとみられる。

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Source: スラッシュドット