Windows の 11 月の月例更新で、Microsoft インストーラー (MSI) の問題発生が確認されている (Windows 11 の既知の問題と通知、 Kaspersky のサポート記事、 Bleeping Computer の記事、 Windows Central の記事)。
問題は MSI を使用するアプリの一部が影響を受け、更新または修復を実行しようとすると以降起動しなくなるという。11 月の月例更新が提供されたすべての Windows バージョンが対象のようだ。
影響を受けるアプリとしては Kaspersky Endpoint Security が確認されており、回避策としてはアプリをいったんアンインストールしてから最新版をインストールする手順が紹介されている。
なお、Windows Insider Program の Beta チャネルおよび Release Preview チャネルで 19 日に提供開始された Windows 11 ビルド 22000.348 (KB5007262) には、この問題の修正のみが含まれている。
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Source: スラッシュドット