テムザックは「雷鳥3号」という害獣対策ロボットを開発し、11月11日に宮崎県延岡市の農場に導入したと発表した。本体はサンダーバード3号っぽいデザインをしているのが特徴(テムザックのリリース、Forbes JAPAN)。
このロボットは、夜間に圃場に侵入する害獣を検知し、高圧水流で追い払うことができる装置を備える。これにより、イノシシなどの害獣が農作物に被害を与えるのを防ぐことが期待されているという。「雷鳥3号」の開発は、テムザックが省力化農業「WORKROID農業」の一環として取り組んできた取り組みの一部で、以前にも「雷鳥1号」という雑草防除ロボットや他の省力化技術を導入していた。「雷鳥3号」では夜間の自動見回りを可能にし、水を用いるため動物や環境に優しいとしている。
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Source: スラッシュドット