先日、東京都立の高校で男女別に定員が設定されていることが話題となったが、東京都教育委員会(以下都教委)は24日、この男女別定員制度を廃止することを発表した。ただし都教委は「進路指導に与える影響が大きい」として廃止は段階的に進めるとしている。一方で受験は1回きりであるため段階的という方針はなく博廃止するべきだとして反発する意見も出ている模様(朝日新聞)。
朝日新聞の記事によれば、21年度の入試では合同定員であれば2021年度入試では女子約700人、男子約100人が合格していたが、実際には不合格となっていた。都教委が合格最低点の男女差を公表したのは今回が初めて。全日制普通科110校のうち半数超の56校で女子の方が合格最低点が高く、男子との点差は最大で122点あったとしている。
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Source: スラッシュドット