違法な著作権トロール行為で服役している米国の元弁護士 Paul Hansmeier 氏が刑務所から覆面調査員の雇用許可を申し立てたが、判事が却下したそうだ
(TorrentFreak の記事、
裁判所文書: PDF)。
Hansmeier 氏が経営者の一人だった法律事務所 Prenda Law は合法的な著作権トロール行為で稼いでいたが、自ら海賊版ファイルを放流するハニーポットスキームによる詐欺行為などが明るみに出て解散している。Hansmeier 氏は2019年に禁固14年の実刑判決を受けて服役する一方、ハニーポットスキームが合法であることの確認を求める訴訟を提起し、刑務所でもハニーポットスキームを実行している。ハニーポットスキームで用いているのは自身が著作権を持つアダルト動画で、インターネット上の海賊行為から著作権を守るために覆面調査員が必要だなどと主張していた。
| YROセクション
| YRO
| 法廷
| 海賊行為
|
関連ストーリー:
海賊ハニーポットを使用した詐欺罪などで服役中の著作権トロール弁護士、刑務所から再びハニーポットスキームを開始
2021年01月01日
EU法務官、ISPは海賊版ファイル共有者の情報を著作権トロールに渡す必要はないとの見解
2020年12月27日
Webサイトブロッキングに反対するスウェーデンのISP、Webサイトブロッキングで当局の調査対象に
2018年12月31日
米判事、著作権トロールが裁判所をATM扱いしていると批判
2018年11月28日
Linuxカーネル開発コミュニティ、著作権トロール対策を議論
2017年10月19日
違法ダウンロードユーザーを訴える大規模な裁判は非現実的
2014年02月28日
著作権を買ってグレーなものを訴える著作権トロールが増加
2010年10月04日
Source: スラッシュドット