ガジェット

訃報: 青色LED発明者の赤﨑勇氏

青色LEDを発明した功績で2014年にノーベル物理学賞を受賞した赤﨑勇氏が1日、肺炎のため名古屋市の病院で逝去した。92歳だった(名城大学のニュース記事名古屋大学のお知らせ)。

赤﨑氏は1929年1月30日、鹿児島県生まれ。1952年に京都大学を卒業し、神戸工業株式会社や松下電器(現パナソニック)などを経て1981年に名古屋大学教授に就任。1992年には名城大学教授に就任している。

20世紀中には無理だと考えられていた青色LEDを「我ひとり荒れ野を行く」という不屈の精神で1989年に発明し、2014年のノーベル物理学賞を天野浩氏、中村修二氏と共同受賞した。葬儀は近親者のみで行い、供花・香典は固く辞退するとのこと。

すべて読む

| サイエンスセクション

| パテント

| サイエンス
|
この記事をTwitterでつぶやく
この記事をFacebookで共有
この記事をGoogle Plusで共有
このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:

青色LED開発で知られる中村修二氏、日亜化学との「仲直り」について述べる
2014年11月04日

ノーベル賞を受賞した中村修二氏は日本人なのか
2014年10月14日

2014年ノーベル物理学賞は青色LEDの実用化に貢献した中村修二氏ら三名が受賞
2014年10月07日

政府、社員の発明を無条件で会社へ帰属させるよう方針転換
2014年09月03日

青色LEDで知られる中村修二氏曰く「文系が金持ちの国は後進国」
2013年07月12日

名城大・赤崎教授が日本人2人目となるエジソン賞を受賞
2011年08月12日

青色LEDが氾濫中、「目障り」?
2009年10月31日

日亜化学が青色LEDの404特許を放棄へ
2006年02月12日

青色LED訴訟が発明対価8億4000万で和解成立
2005年01月11日

青色LED発明の対価は200億円
2004年01月30日

米特許団体が日本に特許法改正迫る
2003年08月28日

中村VS日亜のLED裁判、1勝1敗に
2002年11月17日

青色LEDの中村教授、特許権認められず
2002年09月21日

青色LEDで豊田合成と日亜化学が和解へ
2002年08月10日

日本ハイテク業界史上「最悪の事件」は?
2001年09月01日

青色LEDの逆襲
2001年08月23日

Source: スラッシュドット