パキスタンの核開発などを主導したとされるアブドゥル・カディール・カーン博士が10日、亡くなっていたことが分かった。享年85歳。死因は発表されていないものの、同氏はCOVID-19に感染していたことが報じられている。同氏は1998年にパキスタンで核実験に成功、同国では「核開発の父」と評価された一方で、2004年に北朝鮮・イラン・リビアなどに関連技術を密売したことが発覚。「核の闇市場」に中心的に関わっていたとされ、国際的な批判を受けていた(NHK、BBC、共同通信)。
| 軍事
| ニュース
| 原子力
|
関連ストーリー:
イランの核科学者暗殺、衛星を使ったリモートワークで機関銃を操作
2020年12月04日
ロシア、核搭載できる原子力推進水中ドローンの海中実験を開始
2019年01月02日
世界終末時計が30秒進められ、1953年と並ぶ過去最短の残り時間2分に
2018年01月27日
北朝鮮は金融機関をサイバー攻撃して核開発資金を得ている?
2017年04月08日
パキスタン国防相「イスラエルがパキスタンを核攻撃する」という偽ニュースに対して核反撃を示唆
2016年12月28日
イランが核開発に投じた費用は5000億ドル以上?
2015年07月07日
核兵器の近代化は軍縮を後退させる?
2015年03月28日
イランが自国のロケットで、模擬人工衛星の打ち上げに成功
2008年08月18日
Source: スラッシュドット