米原子力科学者会報(Bulletin of the Atomic Scientists)誌は24日、人類滅亡を午前0時に見立てた「世界終末時計」の残り時間をこれまでで最も短い「90秒」にしたと発表した。これまでで最も世界的な破局に近づいていると判断した。理由としてはロシアによるウクライナへの侵略行動を上げており、ロシアが核兵器を使用するという脅しをかけてきたことは、偶然、意図的に関わらず紛争の拡大が高いリスクを生むことを世界に再び思い起こさせることとなったとしている(Bulletin of the Atomic Scientists、ロイター)。
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Source: スラッシュドット