headless 曰く、
米宇宙軍は 12 日、無人スペースプレーン X-37B の 6 番目の軌道テスト機 (OTV-6) がケネディ宇宙センターシャトル着陸施設に着陸したと発表した
(ニュースリリース、
GeekWire の記事、
The Verge の記事)。OTV-6 では初めてサービスモジュールが導入されており、軌道上で実行可能な実験の数を増やすことが可能になる。サービスモジュールは着陸前に X-37B から分離しており、今後数週間のうちにベストプラクティスに従って処分されるという。
ミッションでは海軍調査研究所の太陽光発電高周波アンテナモジュール実験や、空軍士官学校の小型衛星 FalconSat-8 軌道投入のほか、複数の NASA の実験が行われた。軌道上での実験は 908 日間にわたり、NASAの科学者は新素材を宇宙空間に露出する METIS-2 実験で収集したデータと地上でのシミュレーションを比較し、宇宙環境モデルをより正確にするため活用するとのことだ。
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Source: スラッシュドット