ガジェット

米カリフォルニア州の修理する権利法が成立

headless 曰く、

米カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事は 10 日、修理する権利を定める法案 (SB-244) に署名した。SB-244 は成立し、2024 年 7 月に発効する
(The Verge の記事
CALPIRG のニュースリリース)。

SB-244 の修理する権利はデジタル電子機器や家電製品が対象で、50 ドル以上の製品を販売するメーカーには修理に必要な部品や資料、工具などを公正かつ合理的な条件で消費者や修理業者に提供することが義務付けられる。提供が義務付けられる期間は 50 ドル ~ 99.99 ドルの製品は 3 年間、100 ドル以上の製品で 7 年間となる。SB-244 との関係は不明だが、Google は Pixel 8 / 8 Pro で約束している 7 年間のソフトウェアアップデートに加え、スペアパーツも 7 年間提供すると Android Authority に語っている。

SB-244 はデジタル電子機器の修理する権利を定める州法としてニューヨーク州とミネソタ州に続く 3 例目、家電製品の修理する権利を定める州法としてはミネソタ州に続く 2 例目となる。2018 年にSusan Talamantes Eggman 州上院議員が法案の提出計画を示してから成立までに 5 年以上を要したが、これまで修理する権利法案に反対してきた Apple が賛成に回ったことでも注目された。

すべて読む

| ハードウェアセクション

| ハードウェア

| 政治

| ハードウェアハック

| アメリカ合衆国
|
この記事をTwitterでつぶやく
この記事をFacebookで共有
この記事をGoogle Plusで共有
このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:

Google Pixel 8 / 8 Pro 発表、Android 14 も正式リリース
2023年10月05日

カリフォルニア州の修理する権利法案が可決
2023年09月16日

Appleがカリフォルニア州の修理する権利法案を一転支持、iFixitはベルリンの壁崩壊に例える
2023年08月26日

米国・カリフォルニア州でも「修理する権利」法制化の動き
2018年03月11日

Source: スラッシュドット