PCゲームプラットフォーム「Steam」の運営会社であるValveが、生成AIによって作成されたキャラクターや背景などのビジュアル要素「アートアセット」のうち、学習に使用されたソースの権利が不明確なものが含まれている可能性のあるゲームの販売を禁止する方針だという。元GDC事務局長、現GameDiscoverCo代表であるSimon Carless氏による6月29日のツイートで判明した(Simon Carless氏の該当ツイート、ASCII.jp)。
これにより、Valveは新たに提出されたゲームの中で、開発者が生成AIのアルゴリズムのトレーニングに使用されたアートアセットの権利を証明できない場合、そのゲームを密かにBANしているのだという。公開されたメールによると、ValveはAIによって生成されたアートアセット全部を禁止しているわけではなく、ソースの権利が明確であれば認められているとのこと。
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Source: スラッシュドット