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東京五輪でトヨタがCMを中止、開会式音楽担当の小山田氏が辞任など混乱

トヨタ自動車が日本国内で五輪関係のテレビCMを放送しない方針であると報じられている。同社は東京五輪の最高位のスポンサーであるが、トヨタの幹部は「色々なことが理解されていない五輪になりつつある」として、すでに作ってあった五輪向けのCM等は流さないことにしたという。関係者の開会式への出席も見送るとしている。一方で関係者を運ぶ車両などの資材提供は続けるとしている(読売新聞ロイター時事ドットコム)。

また開会式の音楽を担当していた小山田圭吾氏が辞意を表明している。経緯についてはタレコミにあるとおり。開会式が差し迫ったタイミングでの辞任ではあるが、小山田氏が担当したオープニングの楽曲は使用しないとしている。この楽曲は開会式冒頭の4分間で使われる予定だったという。現在、代替策を検討しているとのこと(毎日新聞産経新聞デイリースポーツ)。

また当初、23日の東京オリンピック開会式に出席する予定だった台湾デジタル担当相の唐鳳(オードリー・タン)氏の来日も中止されることとなった。国際オリンピック委員会(IOC)が開会式への出席を各国の首脳や五輪委員会幹部らに制限する方針を通知したことから、同氏は政府と話し合った上で中止を決めたとしている。唐氏は自身のTwitter上で、選手を応援することやオリンピックをサポートする気持ち、日本への感謝の心は変わらないとするとする投稿を日本語で行っている(唐鳳氏Twitter時事ドットコム毎日新聞)。

maia 曰く、

開催の迫った東京オリパラの開会式の楽曲担当が小山田圭吾氏と発表された途端に、彼の少年時代の障害者イジメと成人後の雑誌インタビューで露悪的に過去のイジメを語った事が蒸し返され、大問題になった。一般社団法人 全国手をつなぐ育成会連合会が声明を発表し(毎日)、加藤官房長官も「主催者である組織委員会で適切に対応していただきたい」と会見で述べる事態となった(毎日)。この件はイジメの具体的な内容を含めて海外でも報道された(ガーディアン)。

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Source: スラッシュドット