青山泰文さんのポストによれば、日本では「誰もが当然のように陶磁器のうつわを使える時代」は終わりつつあり、20年後には陶磁器のうつわを使うだけでも高級店のようになるらしい。そして、30年後には料理と陶磁器の美意識も失われてしまうというのが、陶磁器産地の人たちの肌感覚としてあるという(青山泰文さんのポスト、Togetter)。
その理由として産地においては、大量生産用の原材料の確保が難しくなっていることがある。特に美濃地方は名古屋の宅地造成により土を採掘できる場所が限られており、大量生産工場における職工の高齢化も進んでいるとのこと。
同時に、個人作家や小規模事業者のための土の採掘量も減少しており、材料確保が困難な状況だという。特に小規模事業者にとっては、原材料確保が制作のハードルとなり、作り込みを重視する必要があるため、陶磁器の意味や価値が変わってきているとされる。なお、漆器など他の工芸品にも同様の状況になりつつあるとの指摘もあるようだ。
nemui4 曰く、
コンビニ飯や出前飯でそもそも食器を使わない食卓というのもありそうな
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Source: スラッシュドット