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文化祭で複数店舗の会計と食券発行を一か所で行い混雑解消などに挑んだ話

高校2年のNaYuさんが、学校の文化祭における食品の待機列問題への解決策として、チェーン店の決算システムを再現しようとしたという内容が話題になっている。元記事によると、過去の文化祭では、来場者一人が1種類の食品を購入するのに最大で1~2時間を要する長い待ち時間が発生していたという。食品の調理時間と会計時間の差があること、および一店舗からしか注文ができないという問題が影響していたそうだ(文化祭で某チェーン店を再現して失敗した話Togetter)。

そこで解決策として、EasyEatsというシステムが提案されたという。このシステムは、要はマクドナルドと同じもので、客側が会計レジで注文と決済を行い、食品引換券を受け取り、その引換券を持って、テレビモニターに表示される番号を待ち、食品を受け取る仕組み。各店舗はiPadを使用して注文を受け取り、調理し、注文状態を変更する仕組みを用意したという。

顧客はアプリを使用して注文し、Firebaseの認証を使用してログイン。また、番号の割り振りや注文情報の保存などの処理もサーバーサイドで行われたという。アプリは文化祭前日になって完成したこともあり、運用しながらトラブルを解消していく状況だったとしている。記事ではWiFiの問題や進捗管理の重要性、データ量の予測などが今後の課題として挙げられている。とはいえ、こうした問題の大半は2日目にリカバリされており、SNS上では高校生たちの行動力と分析力などを称賛する声が上がっている。

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Source: スラッシュドット