今も昔もタイムカプセルを埋めるイベントは数多くあるが、川崎市中原区で2000年に埋められたタイムカプセルの収納品が、判読できない状態になっていたことが発表された。9月の区制50周年記念イベントに向けた準備で、区職員がカプセルを開封したところ判明したという(東京新聞)。
カプセルはアルミ製の球状で、2000年の大晦日に区役所の正面玄関近くに設置された。中に入れられたものの一つである学校ごとにつづられたメッセージ集では、中の紙同士が融着してしまっており、一枚ずつ判読することは出来ない状況だったという。メッセージは当時の小学6年、中学3年、高校3年の1900人分あったとされる。カプセルの製品説明には「減圧してガスを注入することで劣化を防ぐ」とされていたが、その影響で融着してしまった可能性もあるようだ。区制50周年記念イベントに関しては予定通り開催されるとのこと。
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Source: スラッシュドット