headless 曰く、
日本語版ではまだ対応していないが、Firefox Nightly で翻訳機能の対応言語が増加している
(Ghacks の記事)。現在のところ翻訳に対応する言語はブルガリア語・チェコ語・オランダ語・英語・エストニア語・フランス語・ドイツ語・アイスランド語・イタリア語・ノルウェー語 (ブークモール・ニーノシュク)・ペルシャ語・ポーランド語・ポルトガル語・ロシア語・スペイン語・ウクライナ語の 17 言語。Firefox の UI 表示言語と異なる対応言語のページを表示するとアドレスバーに翻訳アイコン (文A) が追加され、ここから翻訳を実行できる。
ただし、デフォルトで翻訳機能は無効になっており、使用するには about:config で有効化する必要がある。Ghacks の記事では「browser.translations.enable」のみ true にすれば利用できるように書かれているが、実際には「browser.translation.detectLanguage」も true に変更する必要があった。
また、「browser.translation.ui.show」を true にすることで、設定画面 (about:preferences) にオプション (英語版では「Translate web content」) が追加される。このオプションは browser.translation.detectLanguage と連動しており、オプションをオンにした場合が true に相当する。
Firefoxの翻訳機能は外部にデータを送信することなくローカルで処理が完結するクライアントサイドのオフライン翻訳であり、テキストファイルを読み込ませて翻訳することも可能だ。日本語版でも「browser.translation.ui.show」を true にすればオプション「ウェブページを翻訳」が追加されるが、翻訳機能は利用できない。日本語対応はいつになるだろうか。
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Source: スラッシュドット