ガジェット

大手3キャリア、約1年前に比べ1人あたりの支払額を増やすことに成功

2022年は前年と比べて携帯料金に関しては大きな新プランの提供はなかった。MMD研究所が発表した通信サービスの料金と容量に関する実態調査(9月17日~9月22日調査)を、スマサポチャンネルが分析したところ、通信会社に支払っている平均月額料金(通信と通話、端末代込み)は値上がりしている傾向にあるという(2022年9月通信サービスの料金と容量に関する実態調査スマサポチャンネル[動画])。

2020年から2021年にかけては、管政権がさまざまな形で介入したこともあり、各カテゴリーで値下がりが進んだ。しかし、ここ3年の平均月額料金の推移を見ると、楽天モバイルを除くドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアに関しては2020年10月で1万946円、21年11月で8471円、22年9月で9526円となっており、前年から1055円ほどアップしている。同様にキャリアのサブブランド(UQモバイルとワイモバイル)でも399円アップとなっている。ahamoやPovo、LINEMOといったオンライン専用プランでも前年比で133円上がっている。MVNOに関しても値上げ幅は少ないものの58円ほどアップしているという。

端末を除いた通信と通話台だけにした場合でも、ドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアに関しては467円ほど上昇していたとしている。

すべて読む

| モバイルセクション

| モバイル

| 携帯通信

| お金
|
この記事をTwitterでつぶやく
この記事をFacebookで共有
この記事をGoogle Plusで共有
このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:

スマートフォンの割引価格に上限設定を。キャリア側が中古価格を基準にする提案
2022年12月01日

日本通信「まだまだ高すぎるんじゃないかというご批判をいただく」
2022年08月14日

KDDI、7 月初めの通信障害に返金対応を発表
2022年07月30日

過度な長期利用割引を禁止した総務省、継続利用率等を大きく評価するよう見直しを検討
2022年06月06日

楽天モバイルの0円が終了、7月からは最低1078円へ
2022年05月16日

Source: スラッシュドット