国外では従業員にCOVID-19ワクチン接種を義務づける動きが加速している。IT関連ではMicrosoftやGoogle、Facebookなどがオフィスで勤務するすべての従業員に対してワクチン接種を義務付ける方針を発表(NHK、ロイター、Forbes)。航空会社ではユナイテッドが米国従業員6万7000人にワクチンを義務付けを示した。ワクチンの接種済証を社内システム経由で提出させる。こうした方針は大手航空会社では初めてだという(CNBC)。
このほか、米ニューヨーク市やカリフォルニア州が全職員に、米退役軍人省も連邦政府機関として接種を義務付ける方針を示している。米国では国外からのワクチン接種義務化を検討しているとも言われている(NHK、日経新聞、BBC)。
また過去記事でも取り上げているが、フランスではカフェや飲食店、電車に入るためには衛生パスの提示が9日に義務化されている。この衛生パスは、ワクチン接種を完了したか、最近の検査で陰性であること、COVID-19に感染し完治したことを証明するものとなっている。一方でこの衛生パスをめぐっては7日、フランス全土で200か所近く23万人余りが参加する反対デモも発生している(AFPBB News、NHK)。
| ビジネス
| EU
| 医療
| アメリカ合衆国
| 政府
|
関連ストーリー:
政府、ワクチンパスポートの申請受付を26日から開始。国内商業施設での活用も検討
2021年07月14日
イスラエルでもCOVID-19新規感染者が増加、デルタ株が拡大か?
2021年06月24日
米CDC曰く、COVID-19ワクチン接種済みの人は米国内を安全に旅行できる
2021年04月05日
検査履歴をスマホで記録して証明書にするコモンパス、国内での実証実験始まる
2021年03月16日
米テキサス州がマスクの着用義務を10日に解除へ。商業活動も再開
2021年03月05日
Source: スラッシュドット