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医療器具用トレイに正体不明な粒子状物質が積もる米サンディエゴの病院

headless 曰く、

米カリフォルニア州サンディエゴのカイザー パーマネント ザイオン メディカルセンターでは正体不明な汚染物質が医療器具用トレイに付着する現象が発生し、70 人以上のスタッフが外科手術をすべて中止するよう求めて署名する事態になっているそうだ
(Ars Technica の記事
The San Diego Union Tribune の記事
ABC 10News San Diego の記事
CBS News 8の記事)。

証言によると汚染物質は黒や茶色、グレイの粒子状物質で、トレイに降り積もったようになっているという。ABC 10News の動画ではザイオンの外科技術師エリザベス・ヘインズ氏が同僚の撮影した写真をリポーターに見せる場面もあるが、実際に記事や動画で写真を見ることはできない。

ザイオンでは手術器具を滅菌前に洗浄する設備で問題が発生し、温水タンクから微粒子が流れ出したとみられているが、カイザーはこの設備を清掃中であり、手術器具の清浄は外部に依頼したという。

外部に依頼しているとすれば引き続き粒子状物質がトレイに積もる理由が説明できないが、カイザーは滅菌されているため安全だとスタッフに説明しているそうだ。しかし、ヘインズ氏は汚染物質が「安全 (微生物がすべて死滅している)」だからといって、手術の際に患者の体の中に入れていいものではないと主張しているとのことだ。

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Source: スラッシュドット