コロナ禍で活躍したカメラ付き顔認識体表温度計だが、最近では中古で安価に出回っているようだ。こうした顔認識体表温度計を中古で買ったところ、その中に体温を測定した人の顔写真が入っていたという話が話題になっているようだ(honeylab’s blog、ひろみつ氏のツイート、その2)。
honeylab’s blogの記事によると、解析したところ固定IPで立ち上がっているようなので、そこにHTTPしてみたところログイン画面が現れた。ユーザー名にはadminって書かれていたので一般的にデフォルト設定でよく使われるpasswordを入れてみたところログインできたそうだ。そこで日時を設定して検索してみたところ、体温計ったときの顔写真と、体温がずらりと表示されてしまったそう。同サイトの主によると、900件以上のログが入っていたとのこと。
nemui4 曰く、
中古の体温測定器を買ったら過去に撮影された顔写真と体温がズラズラと、この手のは全て消去されずに放流されてるらしい。
搭載OS LINUXとは書いてあるが、画像と体温を保存していること、廃棄の際に画像を消去する方法などは一切記載されてないな。さすが。マニュアルリンク切れ?
マスクしてるけど顔写真保存されてるとは、この手の機器には断り書きとか無いし全部そうなのかな。
| セキュリティ
| 変なモノ
| 情報漏洩
|
関連ストーリー:
コロナの影響により売れなくなった消費財。口紅に酔い止め、咳止めなど
2020年12月29日
GPS付きの腕時計型スマート体温計着用を求められる中国・北京市の中高生
2020年05月14日
新型コロナウイルス対策によりインフルエンザなども減少傾向、スマート体温計サービスのデータ分析結果
2020年03月30日
Source: スラッシュドット