報じている元ネタが怪しいところばかりだが、ロシアのモスクワとスベルドロフスク地方(中西部)のテレビ・ラジオ番組が3月9日、外部からハッキングされ、核攻撃に備えるよう人々に呼び掛けられるという内容が放送されたとの報道が出ている(Metro News、catranchdreamさんのツイート[動画あり]、Switch News、東スポWEB)。
当初は通常の番組が放送されていたが、突然画面が切り替わり、ロシアの地図が西から東へと徐々に赤くなり、核攻撃が発生したので急いで避難所に行くよう指示される放送があったという。この放送では「あらゆる種類のガスマスクを使用すること。ガスマスクがない場合は、綿ガーゼの包帯を使用すること、ヨウ化カリウムの錠剤を服用すること」といった内容などが流されていたようだ。
こうしたハッキングによるデマ放送は2週間強の期間に3回ほど発生しているという。ロシアではこうしたサイバー攻撃が定期的に発生する状況になっているとしている。
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Source: スラッシュドット