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バッテリー発火の可能性による Chevrolet Bolt EV のリコール、対象が 2022 年式まで拡大

GM は 20 日、バッテリー発火の可能性により 2 回のリコールを発表している Chevrolet Bolt EV について、リコール対象拡大を発表した (ニュースリリースBolt EV RecallThe Verge の記事Mashable の記事)。

バッテリーは LG Chem の特定の工場で製造されたもので、満充電または満充電に近い状態まで充電すると発火の可能性がある。最初のリコールは昨年 11 月に発表されていたが、リコール修理済みの車両で発火事故が報告されている。その後、2 つのまれな製造上の欠陥が 1 つのバッテリーセル内に同時に存在することが原因と判明し、7 月に欠陥バッテリーを交換する新たなリコール計画が発表されていた。

当初のリコール対象は 2017 年式~ 2019 年式の Bolt EV だったが、2017 年式 ~ 2022 年式の Bolt EV および 2022 年式の Bolt EUV にも拡大。一部がリコール対象となっていなかった 2019 年式 Bolt EV も全車両が対象となる。

リコール修理の内容は 2 回目のリコールと同様の欠陥バッテリー交換で、交換パーツの用意が出来次第通知する。1) 充電の上限が 90 % となるよう設定する 2) 可能な限り、使用後はその都度充電し、充電残量が 70 マイル (約 27 %) 未満にならないように注意する 3) 充電完了後は屋外に駐車し、一晩中充電したままにしない、という修理完了までの緩和策も同様だ。

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Source: スラッシュドット