ドイツ・フライブルクでドイツ初のソーラールーフ付き自転車道が 4 月 27 日に開通したそうだ
(Solarwatt のプレスリリース、
The Next Web の記事、
Renewables Now の記事)。
長さ 300 m の自転車道は都市空間を複数用途で活用するパイロットプロジェクトとして、Solarwatt が地元エネルギー企業 badenova の子会社 badenovaWÄRMEPLUS とフライブルク市、Fraunhofer ISE の協力により、サッカークラブ SC フライブルクの本拠地近くに建築した。ソーラールーフは Solarwatt 製太陽電池モジュール 900 枚以上で覆われ、ピーク時出力は計 287 kW、年間で 280 MW時の電力が得られる。写真では不透明に見えるが太陽電池モジュールは半透明で、両面をガラスで挟んだ構造で耐久性が高く、公的機関ドイツ建築技術研究所 (DIBt) の認定も得ているため個人宅・公共施設共に制限なく使用できるとのこと。
長さ 300 m は短い気もするが、2021 年にオランダ・マールテンスデイクに開通した世界最長のソーラー自転車道 (太陽電池パネルが路面に敷き詰められている) が長さ 330 m ということで、この手の施設としては短くないようだ。ただし、韓国では 7,502 枚の太陽電池パネルを約 5 km にわたって配する約 9 km の自転車レーンが 2014 年に開通しているとのこと。
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Source: スラッシュドット