ITmediaの記事によれば、データセンタービジネスは最近の電力価格高騰のあおりを受けているそうだ。データセンターは運営に大量の電気が必要であり、電力の価格は事業に大きく影響する。NTTコミュニケーションの担当者によれば、同社の事業は電力価格の中でも「燃料調整費」の高騰に影響を受けているという。燃料調整費は、化石燃料の価格変動を迅速に電気料金に反映させる仕組みで、毎月の電気料金を調整することで、電気事業者の経営を安定させている(ITmedia)。
NTTコミュニケーションによると、これまでが仮に1kWhの料金が100円だとしたら、燃料調整費がマイナス2.9円くらいだった。しかしここ半年でプラス4円くらいまで上がっていることから、24時間365日動くデータセンターではかなりの影響が出ているとしている。多くのデータセンター事業者が同じ悩みを抱えているのではないかとしている。
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Source: スラッシュドット