テキサス州のGreg Abbott知事は5月13日、州内での電気自動車(EV)の登録と所有に対し、手数料を定める法律(SB 505)に署名したと発表した。2023年9月1日から施行されるという。この法案によると、EVの所有者は車両の登録時に400ドルを支払う必要が生じる。さらにこれまでも乗用車とトラック所有者に科せられてきた年間登録更新料金50.75ドル/年に加えて、EVドライバーは毎年追加で200ドルを支払う必要があるとしている(GIZMODO)。
あるAnonymous Coward 曰く、
電気自動車は電気で走ることからガソリンの税収がそのまま無くなるため、ガソリン税に頼ってきた道路のインフラ維持費用などが賄えなくなることから、自動車の所有者が公平に負担するよう電気自動車のみ登録費用を増税するらしい。車両登録は400ドル増額、1年ごとの登録更新時に200ドルの増額。元記事には無いがただでさえ重い電気自動車は道路を痛めやすい意味もありそう。ただし、記事の後半はこの州法に反対する専門家の意見だらけで、賛成する専門家の意見はない。
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Source: スラッシュドット