iPhone 15 Proシリーズでは筐体の素材がiPhone 14 Proシリーズのステンレスからチタニウムに変更されて1割近く軽量化しているが、AppleTrack による落下テストでは iPhone 15 Pro のバックパネルやスクリーンが破損しやすいという結果が出ている
(動画、
9to5Mac の記事)。
iPhone 14 Pro のステンレス製フレームがフラットなデザインなのに対し、iPhone 15 Proでは角が丸められたデザインになっている。そのため、落下時にはガラスが衝撃を受けやすくなったようで、バックパネルのガラスは胸の高さからの落下でヒビが入り始め、2m ほどの高さからの落下で全体にヒビが入った。さらに 4.5m ほどの高さからの落下でディスプレイが正常動作しなくなり、6m ほどの高さからの落下ではリアカメラのカバー部分が外れている。テスト方法は適当な高さに持ち上げて手を離すというものなので正確さは期待できないが、iPhone 14 Pro は 6m の高さから硬い地面に落としたところでようやくガラスにヒビが入ったが、タッチスクリーンは正常に反応するという頑丈さを見せた。
なお、iPhone 15 Pro/Pro Maxのフレームに触れると手の皮脂が付着して一時的に色が変わることがあるそうだ。iPhone の手入れ方法に関する米国英語版のサポートドキュメントに追記されたもので、糸くずの出ない柔らかい布を少し湿らせて拭き取れば元に戻るとのことだ(HT207123)。
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Source: スラッシュドット