以前にAmazonが規制を強化し、偽レビューに関与していた中国業者を追放したことが話題となったが、ある調査によると追放された中国業者たちはウォルマートに流れているらしい。この調査はECサイト関連の調査会社であるMarketplace Pulseが行ったもので、Amazonマーケットプレイスにおける中国業者のシェアは2017年1月には16.14%、2020年12月には42.3%にまで成長していたが、規制強化後の2021年12月の調査結果では36.9%に減少しているという(Marketplace Pulse、GIGAZINE)。
一方でウォルマートは2021年3月に米国以外の業者向けにマーケットプレイスを開放。その結果、6000以上の中国業者がウォルマートでの製品販売を開始しているという。これらの中国業者の一部はウォルマートの配達代行サービスを利用しており、その場合は利用客からは販売元が分からなくなるとの指摘が出ている。
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Source: スラッシュドット