耳の穴を塞がない「骨伝導」タイプのイヤホンは、耳の穴をふさがず、骨を振動させて音を伝えるため、周囲の音も聞こえやすい特徴がある。こうした骨伝導イヤホンはスポーツやテレワーク、高齢者など幅広い層に需要があり、対応製品も増加している。こうした製品を自転車乗車時に使用しても良いかどうかといった議論があるようだ(TBS NEWS DIG)。
山陰放送は自転車を運転する際の法規制について島根県警に尋ねてみたところ、島根県道路交通法施行細則では「イヤホン等を使用してラジオを聞く等安全な運転に必要な交通に関する音または声が聞こえないような状態で車両を運転しないこと」とされており、片耳イヤホン、骨伝導イヤホンであっても、規定に該当するような使用は禁止されているとの回答だった。ただ交通違反になるかどうかは、各都道府県によって異なるのだという。島根県と鳥取県の場合、イヤホンを着けているかが問題ではなく、「安全な運転に必要な交通に関する音または声が聞こえないような状態」だと交通違反になるとしている。
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Source: スラッシュドット