ネトゲのサービス終了から世界の終末で人間が「何をするか」を分析する試みがおこなわれたそうだ。この研究は米国のニューヨーク州立大学バッファロー校が実施したもので、大規模多人数同時参加型オンラインRPG(MMORPG)のサービス終了(ベータテスト終了)をもとに分析が実施された。ベータテスト終了によってプレーヤーたちは自分のキャラクターや資産を全て失い、同じゲーム世界には二度とアクセスできなくなるという環境だった(論文、ナゾロジー)。
あるAnonymous Coward 曰く、
散財や仲間との交流がある一方、PKなどの道徳の崩壊はあまり起こらなかったという。一方で、世界が終わる前にわざわざキャラを削除する人もおり、そうした人はその前にPK等の反社会的行動を行う確率が非常に高かったという。またレベルアップやクエストなど、成長につながる行動や日常的な行動は行われなくなったとのこと。こうしたデータが、現実の世界の終末にも当てはまるのかは謎だが、興味深くはある。
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Source: スラッシュドット