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Microsoft、11 月 1 日からWindows 11の一部の環境で特定の標準アプリが動作しない問題を修正

一部のユーザーの Windows 11 環境で 11 月 1 日から Snipping Tool など特定の標準アプリが動作しない問題が発生し、Microsoft が定例外の更新プログラム KB5008295 を 5 日にリリースした
(Windows 11 の既知の問題とお知らせ)。

影響を受ける可能性のあるアプリは以下の通り。

  1. Snipping Tool
  2. 設定アプリの「アカウント」ページとランディングページ (Sモードのみ)
  3. タッチキーボード・音声入力・絵文字パネル
  4. IME ユーザーインターフェイス (IME UI)
  5. 「はじめよう」と「ヒント」

この問題は 10 月 31 日で期限が切れた証明書が原因だという。なぜ一部のユーザーのみ影響を受けるのかは不明だが、手元の環境で問題は発生しなかった。なお、3・4・5 は KB5006746 (プレビュー版更新プログラム、ビルド 22000.282) をインストールすると問題を軽減できることや、Snipping Tool の回避策として「Print Screen」キーと「ペイント」を使う方法が紹介されていた。

なお、KB5008295 をインストールしても Windows 11 のビルド番号は変更されないため、適用済みかどうかは更新履歴を確認する必要があるとのこと。

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Source: スラッシュドット