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IMAX 70mm フィルムの上映には Palm デバイスが必要

headless 曰く、

米国などで 21 日に公開された映画「オッペンハイマー」は一部の IMAX シアターで IMAX 70mm フィルムによる上映が行われるが、上映には Palm デバイスが必要になるそうだ
(The Verge の記事
Motherboard の記事
Ars Technica の記事)。

IMAX の公式 TikTok アカウントが公開した動画では、タブレット PC の画面に Palm デバイスが表示されている。IMAX によれば、オリジナルの Quick Turn Reel Unit は Palm Pilot で操作するよう作られているといい、これまで実機が使われてきたが、今回の公開に先立って Palm Pilot のルック&フィールを再現するエミュレーターを開発したという。エミュレートされているのは PalmOne m130 で、10.1 インチの Windows 10 タブレット上で実行されている。これにより、IMAX フィルムの映写技師にとってのシンプルで手慣れた操作を可能にするとのこと。

映画「オッペンハイマー」は「原爆の父」とも呼ばれる米科学者 J. ロバート・オッペンハイマーを描いた 3 時間の作品だ。IMAX 70mm フィルムは長さ 11 マイル、重量 600 ポンドという巨大なもので、リールを乗せるプラターは拡張されている。

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Source: スラッシュドット