AC0x01 曰く、
2月17日に打ち上げを予定していた日本の新型基幹ロケット「H3」は10時37分にカウントダウンを終えメインエンジンが着火したが、固体ロケットブースター (SRB-3) が着火せず、打ち上げは中止となった
(NHK ニュースの記事
)。現在は中断直後のため原因は不明だが、これから詳しい調査が行われる見通しだ。ただこうしたトラブルはよくあるもののようで、幸いロケットや衛星が壊れたわけでもなさそうなので、早期に問題解決して打ち上げ再開となることを願いたい。
JAXA の発表によると、ロケットの自動カウントダウンシーケンス中に 1 段機体システムが異常を検知し、SRB-3 の着火信号を送出しなかったとのこと。
| JAXA
| サイエンス
| 宇宙
|
関連ストーリー：
2022年の世界のロケット打ち上げ回数は186回で記録更新、SpaceX 61回・長征53回
2023年01月18日
H3ロケットの燃焼試験 (CFT) が終了、年度内の打ち上げに前進
2022年11月09日
イプシロンロケット6号機、2段目姿勢制御装置に異常。H3に同型の部品を使用
2022年10月21日
H3ロケットのエンジン改修に目処、2022年度内に初打ち上げへ
2022年09月06日
H3ロケット不具合修正の目処立たず、打ち上げ再延期へ
2022年01月18日
JAXA、H3後継ロケットは1段目を再使用する方針で決定
2021年05月14日
国産新型ロケット「Ｈ３」の運搬トレーラー、移送中にコンテナが傾く
2021年02月02日
H3ロケットの初打ち上げ、2021年度へ延期
2020年09月13日
H3ロケットの第1段エンジンの3基同時噴射試験の模様が公開される
2020年02月18日
Source: スラッシュドット
