ガジェット

GIGAスクール端末は十分な性能を備えていると92%の自治体が評価

PC Watchの記事によると、GIGAスクール構想が、次のステップに向けて動いているという。GIGAスクール構想は政府の教育のICT化に向けた環境整備5か年計画(2018~2022年度)の一端として策定されたものだが、この環境整備は2024年度までの2年間延長されている。現在はその後の新たなICT環境整備方針の策定に向けて動き出しているらしい(PC Watch)。

一方で端末をほぼ毎日利用している小学校は55.4%と半数強ほどしかないようだ。また自治体や学校間の利活用状況や、教師の指導力の格差が拡大しているとの調査結果も出ている。こうしたGIGAスクール端末そのものに関しては、92%の自治体が十分な性能を「備えている」と評価しているらしい。Windows PCでは、CPUはIntel Celeronあるいは同等以上、メモリは4GB以上、ストレージは64GB以上の環境が規定されている。しかし、これは一般的にはスペック不足が指摘されることが多い。このスペックが妥当とされる背景には、授業の内容が影響しているようだ。想定されている「検索サイトを活用した調べ学習」「文章作成ソフト、「プレゼンソフトの利用」、「一斉学習の場面での活用」といった範囲では十分な性能を備えていると判断されたとしている。

すべて読む

| 教育
|
この記事をTwitterでつぶやく
この記事をFacebookで共有
この記事をGoogle Plusで共有
このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:

高校生のなりたい職業、1位は「エンジニア・プログラマー」
2021年12月28日

学習向けタブレット等を使用してのいじめ、全国の小中学校で増加
2021年11月11日

Microsoft、教育向けバージョンとなる「Windows 11 SE」を発表
2021年11月11日

GIGAスクール端末の中部6県における採用比率と不具合発生率でアップル一強が浮き彫り
2021年10月14日

教育用タブレット端末、初期不良発生したアスコン製に名古屋の市教委がリコール要求
2021年10月04日

Source: スラッシュドット